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こんばんは、テニスラケットの新調の準備は進んでいるのに、テニスの予定は立たないテニス好きな管理人のどらです。

たまたま報道ステーションを見ていたらテニスプレイヤー、クルム伊達公子さんの登場です、と言われ慌ててテレビの前に。相変わらず美人さんでした。とても良い歳の取り方でテニスプレイヤーに見えません。私がテニスをこれでもかというぐらい、テニステニスの日々の時が、テニスプレイヤーとして全盛期だった伊達公子さんなので、女子テニス=伊達公子さんです。

インタビューはこんな感じでした。

世間ではテニスプレイヤーとして復帰の認識ですが、伊達公子さんとしては復帰ではなく、トップテニスプレイヤーとしてラケットを置いたのは一つの区切り。また再びテニスコートという同じフィールドに戻ってきたので、新しい挑戦。だから現在の本名であるクルム伊達公子という登録名。

ご主人(レーサー)はずっとテニスを勧めていたそうです。そのご主人がレーサーとして復帰されたことも一つの影響であったと語っていました。

現役時代から有名な話しですが、伊達公子さんは炊飯器を持ってツアーを転戦していました。お米大好き。最近はわかりませんが、日本人ならお米大好きですからね。特に、体力の消耗が激しいテニスにでは炭水化物は重要なエネルギーとなります。

たしかサンプラス?だったと思いますが、試合の何日も前から炭水化物を多くとって試合に備えるという話を聞いたことがあります。

伊達公子さんの言葉ですが、やはり歳をとったことで体力が減り回復力も少なくなった。だから、夜は10〜11時に寝て6時に起床。

ここで、さすがに司会者の古館さんがうちの番組見てないですね(笑)と突っ込んでおりました。

当たり前のことですがテニスだけでなく日常生活においても食事と睡眠は体力の源。みなさん食事と睡眠だけは欠かさないで下さい。

伊達公子さんがテニスコートに戻ってきた理由が日本の若手テニスプレイヤー達の育成のため。本人の口から直接は出ませんでしたが、中村藍子選手に勝利したのはたまたまで(1年を通してトップコンディションを保つのが難しい、彼女には様々なプレッシャーがあった)あり、この経験で中村選手にはさらなる飛躍をしてほしいと語っていました。

そして日本のテニスの環境整備。テニスをしている人ならわかっていると思いますが、日本のテニスコートにはオムニが多いんですよね。コートのコスト、管理面では優れますが、錦織圭選手のように世界のトップテニスプレイヤーと戦えるテニスプレイヤーの育成には不向きなコート。

環境整備で触れたのはオムニだけでしたが(時間の都合でしょうね)、錦織圭選手のように援助してもらえるテニス環境は日本にはほとんどありません。個人的にもオムニ嫌いというか苦手です。

とまあこんな感じのインタビューでした。一番印象に残ったのは伊達公子さんの笑顔。



少し話しがずれますが、毎回不思議に思うこと。

高校や大学でのテニス留学選手(主に韓国籍)。このテニス留学選手がインターハイ、インカレなどで好成績を収める現実。確かに同じアジア圏でもタイのスリチャパン選手や、女子の中国のダブルス選手などの活躍はあります。

でも、日本でメジャーな野球・サッカーで少なくとも学生の大会で同じアジア圏の留学生が活躍した話しを聞いたことはほとんどありません。昨今はサッカーで一部見られますが。

この現実を踏まえると日本のテニスの現状は世界で見れば後進国。アジア圏でも厳しい立場。

ただ明るい兆しもあります。錦織圭選手の活躍、松岡修造さんの熱血テニス指導普及活動。

そして伊達公子さんがクルム伊達公子選手になったこと。

私がテニスを現役でやっている間にテニスの4大大会のシングルで優勝を飾るテニスプレイヤーが現れてほしいものです。