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カテゴリ:2008デルレイビーチ国際選手権

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テニス デルレイビーチ国際選手権 本選

1回戦 錦織圭 vs MAYER, Florian (GER) (5) 6-0 4-3 Retired

2回戦 錦織圭 vs DELIC, Amer (USA) 世界ランク117位 6-7(7) 6-4 6-2
ATPツアーでの準々決勝は、昨年7月のインディアナポリス以来。

準々決勝 錦織圭 vs REYNOLDS, Bobby (USA)6-2 6-4

準決勝  錦織圭 Kei Nishikori (JPN) vs S Querrey 第3シードで世界ランク66位(USA) 4-6 6-2 7-6(7)

この試合は何と言っても第3セットでの錦織圭選手の精神力・強心臓に尽きます。タイブレークでのマッチポイントを4度も凌ぐなんて。これでツアー初の決勝進出。

決勝 錦織圭(世界ランク244位) vs BLAKE, James(ジェームス・ブレーク)世界ランク12位(USA) 3-6 6-1 6-4 決勝の詳細・インタビュー
動画はこちら

見事18歳でATPツアー初優勝の快挙を成し遂げた。日本のテニス界では驚きでしたね。日本人男子テニス選手のツアー制覇はあの松岡修造が制覇した1992年ソウル大会以来の16年ぶりの快挙。そして、マスコミが取り上げテニスの王子様というネーミングも出てしまう始末。正直テニスが取り上げられるのはテニス愛好家としては嬉しいのですが、マスコミの偏った報道にはうんざいなので、できたらテニスプレヤーとしてさらに可能性がある選手の成長を見守ってほしい。

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錦織圭Delray Beach International デルレイビーチ国際選手権 予選の成績結果です。

予選1回戦錦織圭Kei Nishikori (JPN) d. Nicolas Todero (ARG) 6-2 6-3
 
予選2回戦錦織圭Kei Nishikori (JPN) d. (8)Jesse Witten (USA) 6-4 6-4
 
予選決勝錦織圭Kei Nishikori (JPN) d. (4)Alex Bogomolov(アレクス・ボゴモロフ)世界ランク197位(5月12日現在) (USA)      6-2 7-5

予選の結果のスコアだけを見ると危なげなく勝ち上がってきた印象。

2回戦のスコアを見ると6-4 6-4ですが、これはテニスにおいては良い勝ち方だと思っています。テニスはサービスゲームが圧倒的に有利なので、相手のサービスゲームを1つブレークしてサービスゲームを全部キープできれば6-4というスコアになります。詳細はわからないけども、スコアで考えてみました。素人目線なので厳し意見はご容赦下さいね。

予選決勝の相手も当時の錦織圭選手のランキングが200位台中盤だったことを考えると、同等以上の格上。7-5という接戦を勝ち取っている点も、本選での精神力の強さを表す一つの指標かもしれません。

テニスの大会で勝ち上がるのに必要なことは技術精神力もさることながら、体力が必要。短期間で多くの試合をこなして勝ち上がっていけるプロ選手には脱帽。

ちなみに、私は1セットマッチでも1日で5試合ぐらいで限界でした。

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錦織圭(テニス)選手応援ブログ[世界を目指す錦織圭]@管理人のテニス好きまろん です。 以下が錦織圭ツアー初優勝デルレイビーチ国際選手権優勝スピーチ。

12歳からアメリカを拠点に置く錦織圭は、ウイナーズスピーチを英語で次のように答えた。

「信じられない。この大会を優勝したんだ、信じられないよ。テレビで見ていたジェームスブレークに勝ったんだ。デルレイビーチ、ありがとう。関係者の皆さんありがとう。人生最高のトーナメントだ。僕を1週間応援してくれたファンの皆さんありがとう。今、本当にうれしい。ありがとう」

どこかたどたどしく喜びや感謝の気持ちを素直に語る錦織圭に、観客が大きな声援を送っていた。

勝利後のTVレポーターによるインタビューで、この優勝までの道のりなどを聞かれ、

「どうやってこの大会に優勝できたかわからないよ。ただ、本当に今週はいいテニスができた。精神的にも良かった。肉体的には最高だった」

と答えた。続けて、前の試合では何度も相手にマッチポイント(あと1点で相手の勝利)を握られる中での逆転勝ちしたのだが、それがメンタルに影響したかと聞かれ、

「ファーストセットは少しナーバスになっていた。でも、もっと楽しむようにして……、うーん、(やっぱり)わからないな」

と語った。勝因の多くを語らないが、彼には自信があったはず。世界No.1のロジャー・フェデラー、世界No.2のラファエル・ナダルなどとも練習してきた錦織にとって、相手が誰であっても臆することはない。実際に誰とやっても通用するストロークは、世界のトップでも十分通用することを証明している。

(http://allabout.co.jp/sports/tennis/closeup/CU20080227A/)より引用

このインタビューで錦織圭選手が語っているように、第1セットは前半お互い様子見の展開だったように感じました。でもこの時点で錦織選手のフォアの上手さがよくわかる。フォアのウィナーがとても素晴らしい。
第7ゲーム3−4でとても良いラリーを展開するもと落としてブレークされる。
このあと集中力がやや切れ第1セットを落とした。

第2セット。セットを通じてブレークの集中力が切れ1−6の一方的展開。第1セット後半から崩れていていた錦織選手の精神力の強さ建て直しはプロテニス選手として必要不可欠なもの。テニスに限ったものではなく、プロスポーツでは精神力が勝負を左右する。

第3セット。第2セットの勢いもありそのまま勝利。見事優勝を飾った。

試合を通じて思ったのは、フォアハンドは間違いなくトップレベル。ブレークの一発ビッグショットとはまた違ったフォアのウィナーが数多く見られた。テニスはビッグショットだけでは勝てない。バックも非常にコンパクトでコースを狙ったライジングショットでウィナーをいくつかとっていたのが素晴らしかった。さらにはドロップショットを時折混ぜてて緩急も使っていた冷静に感心した。テニスは緩急重要。今後がとても楽しみな日本男子テニス界期待の選手。

ちなみに個人的にはテニスの王子様という言葉は合わないというか好きになれません。

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